Many Rivers To Cross

信州の秘境駅・小駅を巡る

〜近代化から過疎化への100年旅〜

久保田稔著・A5判168P・オールカラー・1500円（税別）

　初開業から100年を超える信州の旧国鉄ローカル線。近代化の中で電源開発や観光と深く関わり、地域の暮らしや産業を支えてきた。過疎化やコロナ禍によって乗客の減少が極まる中で、ローカル線の秘境駅や小駅はどのような現況にあるのか。紀行文と280枚の写真でその魅力を素描しながら、沿線を100年のスパンで見つめる。

　飯山線・大糸線・小海線・中央西線・飯田線を掲載。

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信州の日本酒と人

朝日新聞長野総局編著・A5判199P・オールカラー・1600円（税別）

　全国２位の酒蔵数を誇る長野県。県内54の酒蔵で酒造りに携わる「人模様」と酒蔵の「酒模様」を活写。女性唎酒師らが酒と人の魅力を寸評した「一酌入魂」を各編に追加。11本のコラムと多数の写真によってその魅力を余す所なく伝えます。

　県産酒米へのこだわりや、山廃・生酛をはじめ五割麹・低精白・花酵母・もち米仕込みなどの独自技術、若者や女性の杜氏への挑戦など、日本酒激戦地の多様性も紹介します。